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REGIONAL COOPERATION & CONSULTATION SUPPORT CENTER

地域連携相談支援センターの役割Role of Regional cooperation consultation support center

地域連携・相談支援センターは、地域の基幹病院・クリニック・介護施設との連携のパイプ役です。先生方から紹介しやすいシステムづくりと運営を心掛け、患者さんにより良い医療・福祉サービスを提供できるようにスタッフ共々努力しております。

ご要望があれば何なりとお申し付け下さい。患者さん・ご家族に満足していただけるように出来るだけ迅速に対応いたします。

Services

入院・転院相談窓口

病院や医院の先生方からの入院や転院のご相談を受け付けております。現在の病気治療の状況や療養に対するご希望などをお伺いし、医師・看護師を含む地域連携担当のスタッフで受け入れ検討を行います。その後、ベッドの手配、来院方法の確認、日程の調整まで一貫して支援いたします。

医療福祉相談業務

地域連携・相談支援センターには患者さん・ご家族が安心して療養生活を送れるよう、様々な相談事に社会福祉の立場から支援を行う、専門の医療ソーシャルワーカー(相談員)を7名配置し、皆様のご相談に対応しております。ご相談は無料です。ご相談希望の方は、主治医や最寄りのスタッフ通じてソーシャルワーカーをお呼びいただくか、正面玄関入って右手にありますセンターに直接お越しください。

以下のようなことでお困りではありませんか?

  • ・医療費の支払いが心配。支払いが出来ない。
  • ・退院後の生活が何となく不安だ。
  • ・介護保険や障害者の制度について知りたい。利用したい。
  • ・転院先や施設の情報を知りたい。
  • ・往診や訪問看護を頼みたいが、どこに頼んでいいかわからない。
  • ・学校や仕事のことで悩んでいる

退院支援業務

当院では入院療養される患者さん・ご家族が安心して退院を目指していただけるよう、専門の相談員(医療ソーシャルワーカー)が介護保険サービスの利用のお手伝いや、住宅改修のご提案など行います。自宅退院に向けて不安がある方には、担当の医療ソーシャルワーカーが入院から退院、そして退院後の療養生活まで一貫して支援を行っています。

患者さんのご紹介の流れ

以下のご紹介・お問い合わせにつきましては、地域連携・相談支援センターで承ります。
※その他のご相談は、代表電話(096-382-0500)までご連絡下さい。

患者さん ご家族(ご準備頂く物、当日の動き)については下記をクリック

転院・入院
緩和ケア外来
外来維持透析
腹水外来
CVポート外来
訪問診療

①当センターにお電話

地域連携・相談支援センター
096-285-6755
担当スタッフがご用件を伺います。

②当センターに診療情報提供書をFAX

地域連携・相談支援センター
096-382-0573
診療情報提供書をFAXでお送りください。

③日程等の協議

担当医や担当部署と受け入れ日程等について協議を行います。

④受け入れや日程の返答

地域連携・相談支援センター または担当部署から速やかに返答いたします

地域連携・相談支援センター

TELでのお問い合わせ
(直通)
096-285-6755
FAXでのお問い合わせ
(専用)
096-382-0573
メールでのお問い合わせ
renkei-hp@kakuyuukai.or.jp
鶴田病院の退院支援についてはこちら

鶴田病院の退院支援について

当院では「患者さん中心の在宅療養支援の提供」を基本理念の下、「在宅療養マニュアル」を整備し、当院と地域の医療機関、福祉・介護施設とで連携した院内外を含めたチーム医療で退院支援を行っています。
以下で、当院の退院支援の流れをご紹介します。

相談受付

病気の発症やケガの影響により新たに障害を抱えてしまった!
入院費を払う余裕がない!
家に段差が多く、そのまま家に帰るのが心配だ!

などなど 入院中には病気やケガの影響により生活機能、社会的な役割などが大きく変化し、退院に向けて問題が生じる場合があります。
当院では地域連携・相談支援センターのMSW(相談員)を中心にそのような患者さん・ご家族のご不安をお伺いし、安心して自宅生活が送れるよう相談を受け付けています。

担当MSW(相談員)との面接

当院では7人の相談員が患者さんの入院から退院、退院後のフォローアップまで継続して関わります。 何度も面談を行いながら、心理的・社会的・経済的な患者さん・ご家族が抱えた課題を一緒になって解決していきます。

ケアマネージャーとの連携

患者さん担当のケアマネージャーと入院後早期に相談員や病棟看護師が情報交換を行います。ケアマネージャーからは入院前の状況をサマリーやケアプランなどの手段で伝えていただきます。来院してもらう事が難しい場合などはICTを活用し、遠隔での面談・情報交換を行います。ケアマネージャーは入院後の患者さんの状況を確認でき、早期から退院後の生活に向け連携して支援いたします。

病棟カンファレンス

関係スタッフが集まり、患者さんが不安に感じておられる点や解決すべき問題などを確認します。
最近は介護保険や障害者手帳のサービス、住宅改修など退院の数ヶ月前から準備が必要な事も多く、関わる私たちにも「スピード」が求められることが多くなりました。各部門の情報から状況を確認し、退院の時期、目標、退院後の療養先などについて情報交換と方針の確認を行います。

住宅訪問(訪問指導)

リハビリスタッフ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)、MSW(相談員)、看護師、ケアマネージャー、福祉用具相談員などが患者さんのご自宅を訪問し、生活動作の確認や住環境の評価を行います。麻痺を考慮したベッドの種類や配置を考えたり、手すりの設置やポータブルトイレの購入を行ったりすることもあります。
住宅訪問は在宅復帰に向けて欠かせないプロセスの一つとなっています。

退院時共同指導(退院前カンファレンス)

退院前に患者さん・ご家族に対し、入院中の医師をはじめ病院スタッフ、在宅医や訪問看護ステーションやケアマネージャーなどの在宅スタッフが一同に介し、退院後の生活における注意点や残る課題、今後の生活の目標などについて話し合います。退院時共同指導(退院前カンファレンス)は「院内外を含めたチーム医療」を具体的に実践する場です。

退院

嬉しい退院の日となりました。
患者さんやご家族ばかりでなく、ともに療養に関わる事ができたスタッフにとっても何より嬉しい瞬間です。
みなさんの笑顔にたくさん出会えるよう当院のスタッフも全力で支援いたします。