皆さん、こんにちは。ささえりあ保田窪です。
今回は、あまり知られていないかもしれない「任意後見制度」と「終活」についてお話ししようと思います。

まず、「任意後見制度」とは、本人が十分な判断能力があるうちに、自分が信頼できる「任意後見人」に公正証書による契約で権限を委任する制度です。

成年後見制度と異なり、本人の判断能力が不十分になった後に始めるのではなく、事前に計画的に進めることができるのが特徴です。
これにより、医療や介護が必要となる時が来ても、自分が決めた「任意後見人」に生活をサポートしてもらえるのです。

今は元気でも、人生の色々な転機の時にぜひ、自分の身近な人たちと、将来について話をしてください。
いざという時、頼りになる人と契約を結んでおくことで、将来の不安を軽減することができます。

しかし、考えるのは難しいと感じる方も多いかもしれません。

まずは終活、人生会議をしてみませんか？

ささえりあ保田窪では、熊本市が発行した「メッセージノート」をご希望の方にお配りしています。
これは法的な根拠にはなりませんが、自分の受けたい医療やサービスについて考える良いきっかけとなります。

また、ささえりあ保田窪では、ネットワーク会議を通じて「本人の意思決定を支援する」ことを目的としたサポートを行っています。
障がい者相談支援センターや行政書士、司法書士などと協力し、将来の不安に備える準備をお手伝いしています。

将来の変化に備え、心配なことがあればどうぞお気軽にご相談ください。
あなたにとってより安心できる未来を一緒に考えましょう。

【ささえりあ保田窪】