「突然の寒さに要注意!:ヒートショックを予防しよう」
- 2024.02.24
こんにちは、ささえりあ保田窪です。
今年は暖冬と言われていますが、寒い日もまだまだ続きますね。
そんな時期は、ヒートショックにはくれぐれもご注意ください。
ヒートショックは、暖かい部屋から寒い部屋への急激な移動など、温度の急激な変化が原因で血圧が大きく変動することによって引き起こされる健康被害です。
急激な温度変化によって体がショックを受け、時には命にかかわることもあります。
入浴時、冬場の部屋の移動、サウナの交互浴は、ヒートショックを起こしやすいとされています。
また、気をつけたいのが、10℃以上の温度差がある場所を行き来すること。
夏でも冷房の効いた室内と猛暑の外を行き来すると、ヒートショックのリスクが高まります。
ヒートショックの症状には、めまい・立ちくらみ、失神などがありますが、重篤な場合には心筋梗塞や不整脈、脳梗塞などを引き起こすことがあります。
高齢者や高血圧、生活習慣病の持病がある人、また一番風呂や熱い風呂が好きな方、飲酒後に入浴する方、水分補給をあまりしない方は、特に注意が必要です。
予防には、急な温度変化を避けることが基本です。
特に寒くなる季節は脱衣所や浴室、トイレ、廊下などを暖房器具で暖め、室温の急激な変化を防ぎましょう。
食後すぐの入浴や、飲酒後・服薬後の入浴を避け、湯温を41℃以下に調整し、水分補給もこまめに行いましょう。
ヒートショックの多くは予防が可能です。
寒暖差が激しい今の季節、対策をして健康を守りましょう。