「光と体内時計:早起きは三文以上の徳がある!?」
- 2023.08.31
人の身体には体内時計が存在することをご存知でしょうか。
体内時計は、人間だけでなく自然界にも存在します。
夜明けとともに花開くアサガオ、秋に南へと旅するカモ、17年に1度大発生する米国の周期ゼミなど、生物の行動や生活リズムは時計のように規則的に動いています。
小さな菌類ですら、1日周期で胞子を飛ばすのです。
人間の体内時計は約24時間より少し長いとされており、人によってその周期は異なります。
このずれた体内時計をリセットする役割を担っているのが「光」です。
朝早い時間に強い光を浴びると、夜に眠くなる時間が早まり、逆に夜に強い光を浴びると、体内時計が日中と誤解して針を昼間に戻し、眠くなる時間が遅くなります。
このことからも、日々同じ時間に朝日を浴びることが体内時計をリセットさせるために重要です。
早起きは、まさに三文以上の徳があるかもしれません。
体内時計を整え、健康な生活リズムを取り戻すためにも、朝日を浴びることを心掛けてみてください。
健康で活力にあふれる毎日を送るために「光」の力を活用してみましょう。