menu

NEWS.LETTER

「夏の楽しみ、かき氷!気をつけたいアイスクリーム頭痛のこと」

  • 2023.08.29

こんにちは!ささえりあ保田窪から、暑い夏にぴったりのお話をお届けします。

 

暑い日が続いて、どうしても「かき氷」が食べたくなりますよね!
でも、実は気温とアイスクリームやかき氷の関係って、ちょっと興味深いんです。

 

気温が上昇するにつれて、アイスクリームよりもかき氷の人気が高まるという傾向があります。
気温22℃以上でアイスクリームが人気を集め始め、25℃~30℃の間が最も美味しさを感じられると言われています。
そして気温が30℃を超えると、清涼感を楽しむためにかき氷や氷菓が人気です。(出典:日本アイスクリーム協会 2012年実施アンケートより)

 

暑い日には、かき氷を食べてクールダウンしたいですよね。
でも、食べている最中に頭痛が起こることがありませんか?
これを「アイスクリーム頭痛」と言います。冷たいものを食べたときに起きる頭痛で、「キーン」や「ズキン」といった痛みを感じることがあります。
頭痛の原因として、血管説と神経説の2つがあります。

 

血管説によると、冷たいものを口の中で温めようとする際に一時的に血管に炎症が起こり、それが頭痛として現れると言われています。
一方、神経説によると、冷たい刺激が脳に伝わる際に三叉神経核で混乱が起こり、間違った情報として認識されて頭痛が現れるとされています。
どちらの説も急激な冷たさが引き金となるようです。

 

アイスクリーム頭痛を和らげるためには、ゆっくりと時間をかけて食べることが大切です。
一口の量を少なくしてゆっくり溶かしながら味わうことで、口の中の温度変化も緩やかになります。かき氷の場合は、氷を薄く削ることで頭痛が起きにくくなると言われています。

 

アイスクリーム頭痛は誰にでも起こる生体反応で、心配は無用ですが、頭痛が長く続く場合は他の原因も考えられるため、早めに受診をおすすめします。

 

美味しいかき氷を楽しむ一方で、体調管理にも気をつけて、楽しい夏を過ごしましょう!

  • 鶴田病院

    →
  • 介護老人保健施設
    メディエイト鶴翔苑

    →
  • 在宅総合
    支援センター

    →