menu

PALLIATIVE CARE

緩和ケア病棟とは

がんなどの病気に伴う痛みをはじめとする身体的な苦痛や気持ちのつらさ、精神的な不安をできるかぎり和らげることを目指す場所です。通院では症状を和らげることが難しく、入院が必要と判断された患者さんが対象です。鶴田病院の緩和ケア病棟では、患者さんやご家族の大切な時をよりよく過ごしていただけるように医師、看護師をはじめ、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療ソーシャルワーカー、ボランティアなどのさまざまなスタッフがあたたかく思いやりのある医療とケアを提供します。

緩和ケア病棟の様子

緩和ケア病棟のご案内

緩和ケア病棟の施設や設備など、動画でご覧いただけます。

緩和ケア病棟案内動画

人生会議(ACP)への取り組み

私たち鶴友会は、皆様が最期まで「ご自分らしく生きていくため」のお手伝いを致します。
その方法の一つとして、「事前指定書」をご用意しています。

ACP動画

パンフレット

「わたしの希望-これからの医療について-」というパンフレットを準備しております。
この中には医療行為についてわかりやすくまとめてあります。

わたしの希望-これからの医療について-

Features

緩和ケア病棟入院までの流れ

こちらをご覧ください⇒ 緩和ケア病棟の初診から入院までの流れ

病棟設備

緩和ケア病棟は病院の5階に位置し、病棟自体もプライバシーが保たれるつくりとなっております。

全室個室

設備:テレビ、冷蔵庫、洗面台、無線LAN設備、体圧分散マット付き電動ベッド

共同キッチン

ご家族に腕を振るっていただくこともできます。

喫茶スペース

コーヒー、日本茶などが楽しめます。

家族控え室

患者さんのお近くで休憩・宿泊ができます:要予約

特殊浴槽

寝たままの状態でも入浴できます。ご家族の介助も可能です。

多目的室/音楽室

大型テレビがございます。

デイルーム

ゆっくりとご家族でくつろいでいただく事ができます。

屋上庭園、リハビリスペース

日当たりのよい屋上で緑を楽しんだり、歩行訓練ができます。

ホール

ご家族やご友人とゆっくりくつろいでいただけます。

病棟の特色

特色1 在宅での療養・看取りをお考えの方にも、在宅医療(近隣在宅医との連携による)、リハビリテーション、介護サービスの提供体制を整備しており、終末期の刻々と変化する患者さん・ご家族のご要望に沿った療養を支援いたします。
特色2 がんのリハビリテーションに経験のある病棟担当セラピストがリハビリテーションを行います。また患者さん・ご家族の相談をお受けしたり、住宅改修のアドバイスもいたします。
特色3 食事は入院中の大きな楽しみです。当院では厨房を自前で運営しています。冷凍の食材を極力使用せず、その日に仕入れた旬の食材で季節感のあるおいしい食事を提供いたします。
特色4 幹線道路沿いの交通の便がよい場所に当院はございます。出勤前やお仕事帰りのご面会にも便利です。

病床数と室料について

病床数 20床(全個室)
室料 無料~12,000円

一部の個室にはソファーベッドを備え付けておりますが、ご家族が付き添われる場合は別に簡易ベッド・寝具の貸し出しも行っております(有料)。

緩和ケア病棟 有料個室のご案内

緩和ケア病棟の入院費用について

医療費は厚生労働省告示の「緩和ケア病棟入院料」という定額制度で、健康保険が適応されます。
詳細は当院地域連携・相談支援センターまでお問い合わせください。

入院にあたってのお願い

病状が安定し主治医が退院可能と判断した場合、自宅療養や他の病院へのご転院をお願いすることがございます。
ご理解のほどよろしくお願い致します。

面会時間に制限はありませんが、20時以降の面会については、病棟看護師にご連絡下さい。

他院での治療を継続されている方、代替療法・補完療法を行っている方は、初診外来時に担当医師へご相談下さい。

できるかぎり、患者さんとご家族が快適な生活を送っていただけるような療養生活のサポートを行いたいと考えております。
他の患者さんやご家族とも気持ちよく入院生活が送れるようにご協力ください。

よくあるご質問

緩和ケア病棟では、どのような治療が受けられるのですか?

がんに対する抗がん剤や放射線などの積極的治療は行いませんが、痛みや食欲不振、吐き気、不眠、息苦しさ、体のだるさなどのがんによって起こる様々な不快な症状に対しては積極的に対処します。

緩和ケア病棟に入院するためには、本人が病名や病状を知っている必要がありますか?
原則的には緩和ケア病棟入院時に、病名・病状を理解していることが望ましいと考えています。しかし患者さんの療養の経過や置かれた環境によっては説明しづらかったり、ご本人の理解が困難な場合も少なくないと思います。事情がありご本人に全てをお伝えしていない場合には、ご相談の際に医療スタッフにその旨お伝え下さい。
私たちは何よりも、患者さんの思いや考えを尊重し、自分らしく生きることをご家族とともに精一杯サポートしていきたいと考えています。
どのような職種の方に関わっていただけますか?
医師(病棟主治医、担当医)、看護師、薬剤師、介護士、相談員、管理栄養士、リハビリスタッフ、ボランティアスタッフ等が直接的に関わりますが、その他多くのスタッフが患者さんご家族と一緒にチームを組んで取り組みます。
外出、外泊、退院はできますか?
もちろん可能です。緩和ケア病棟では可能な限り患者さん、ご家族の希望を尊重致します。症状が安定すれば退院は可能ですし、その後苦痛が強くなれば再度入院していただく事も可能です。当院ではかかりつけ医や訪問看護師、ケアマネージャーなどの地域の各機関と連携し在宅緩和ケアを積極的に支援しています。
費用がどのくらいかかるのか心配です。
緩和ケア病棟は設備も充実しており、手厚いスタッフ配置となっているためよく勘違いされますが、保険診療の範囲内で入院が可能です。室料を頂くお部屋もありますが、病棟の半分以上が部屋代を頂かない個室になっております。入院費についてのご相談は相談員が対応いたします。お気軽にお問い合わせ下さい。

緩和ケア病棟長 紹介

上妻 精二(こうづま せいじ)

所属学会・認定等

日本麻酔科学会(指導医・認定医)
日本専門医機構(麻酔科専門医)
日本臨床麻酔学会
日本緩和医療学会
日本ペインクリニック学会
日本医師会認定産業医

緩和ケア認定看護師(PCN)紹介

松岡 サヨコ(まつおか さよこ)

仕事内容

痛みなど、患者さんの苦痛な症状が和らぐよう
治療やケアを医師や看護師や薬剤師と一緒に考えています。
また、精神的なつらさを和らげるためにお話をうかがったり、
ご家族や他のスタッフとの橋渡しをしています。

緩和ケア病棟

TELでのお問い合わせ
(代表)
096-382-0500
FAXでのお問い合わせ
096-382-0592
日本医療機能評価機構 病院機能評価3rdG:Ver.2.0の認定取得

当院は日本医療機能評価機構 病院機能評価3rdG:Ver.2.0の認定を取得し、 質の高い医療サービスの提供を目指しています。

  • 鶴田病院

  • 介護老人保健施設
    メディエイト鶴翔苑

  • 在宅総合
    支援センター