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腹水外来を開設しました

平日・月曜日~木曜日の午後に診療しております。

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がん性腹膜炎や肝硬変でみられる難治性腹水は、強い腹部膨満感や呼吸苦などにより、患者さんのQOL(Quality of Life)を著しく低下させます。従来の腹水ドレナージの効果は一過性で、アルブミンやグロブリンの損失により栄養状態や免疫状態を悪化させるとともに、腹水が再貯留しやすくなっていました。
当院では、このような難治性腹水症に対して、保険認可治療である『腹水濾過濃縮再静注法(KM-CART)』を導入しております。

難治性腹水貯留に対する治療:腹水濾過濃縮再静注法

KM-CARTは、患者さんから抜き取った腹水を清掃フィルターに通し、腹水に存在する有害ながん細胞や細菌などを完全に除去します。さらに濃縮装置を用いて余分な水分を除くとともに、身体に必要な蛋白成分(アルブミン、グロブリン)を残しながら濃縮します。それらの処理を行った腹水を点滴ポンプにより患者さんの血管内に返し再利用できるようにします。KM-CARTでは血性の腹水などどのような形状の腹水でも濾過濃縮でき、2週間に1度の抜水が可能になりました。

特長

・“がん性腹水”の腹部膨満感を即時に緩和し、食欲や体動能力を改善
・闘病意欲回復による抗癌治療への効果
栄養および免疫状態の改善による積極的な腹水ドレナージが可能
腹水再貯留しにくくなる

以上より、がん治療・緩和医療の現場で非常に有意義な治療方法と考えます。

当院でのCARTの適応腹水最低貯留量を1リットルとしております。当院では難治性腹水患者に対し、腹水貯留量推定目的の超音波検査と、CART後の腹水残量推定目的の超音波検査を行っております。さらに性状の予測をたてることとしております。それにより、腹水抜水の所要時間や副作用もある程度予測可能であり、患者の負担減になればと考えております。さらに残腹水量が多い場合は、次回以降2カ所穿刺する等、腹水穿刺の場所の工夫が可能です。

施行要領

所要時間は約1時間。2泊3日の入院(前日入院~ CART施行 約6時間~ 翌日採血、検査後退院)で施行しております。緩和ケア病棟でも可能です。月~木曜日の午後の外来で対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

CART統計データ

お問い合わせ

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鶴田病院 地域連携・相談支援センター

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