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栄養部調理研修会を開催しました(第6弾)

「株式会社 ふく成」で活躍されており著名なレストランやホテルでシェフの経歴も持つ、村田 巧氏を招いての調理研修会(第6弾)を開催しました。

 

 

今回の調理研修は、「スイーツ」をテーマにしており、サバイヨンソースを使ったフルーツグラタン、柔らかな杏仁豆腐、黒蜜黒ゴマプリンの作り方やコツについて学びました。
それぞれのデザートの特徴と作り方について紹介します。

 

まず最初は、サバイヨンについてです。
サバイヨンは、イタリア起源の卵黄を使用して作るムース状のクリームで、フランス料理において欠かせないソースの一つです。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、その万能さからデザートにも使われます。サバイヨンソースの基本的な作り方は、卵黄と砂糖を泡立てながら温め、泡立ったクリーム状に仕上げるというものです。独特の風味と濃厚な味わいが特徴で、フルーツや焼き菓子のトッピングとしても活用できます。

 

次に、杏仁豆腐についてです。杏仁豆腐は中国発祥のデザートで、杏仁(きょうにん)というアンズの種を粉末にして作られます。一般的には、甘いシロップに浮かせて提供されます。また、アーモンドを使用することで手軽に作ることもできます。今回は、マンゴーシロップとタピオカ、彩りにミントを合わせてアレンジしました。

 

最後に、黒ゴマプリンについてです。黒胡麻プリンにはセサミンやビタミンEなどの栄養素が豊富に含まれており、活性酸素の働きを緩やかにし、健康的な肌の維持に役立ちます。黒胡麻プリンの作り方は、牛乳、砂糖、ゼラチンと黒ゴマペーストを乳化させ、ゆっくりと冷やすことで黒ゴマの成分が沈澱し、2層に分かれる見た目にも楽しい作り方です。黒胡麻の風味となめらかな食感が絶妙にマッチし、美味しいデザートとなりました。

 

それぞれのデザートには独自の特徴や風味があり、独特の食べ応えを楽しむことができました。これらのスイーツの魅力や作り方を学び、鶴友会独自のアレンジやトッピングを加えて、オリジナルの味を提供できればと思います。