栄養部NUTRITION DEPARTMENT
栄養部についてAbout Nutrition Division
食事は治療の一環として、療養の根底を支えます。
入院中の皆様のお食事は管理栄養士・栄養士・専門調理師・調理師他が責任をもって、毎日安全で安心できるおいしい食事をお出ししております。
県産品を中心に、国内産の旬な食材を使用し、安全安心な食材を仕入れています。また当日に下処理・調理を行い、家庭的なお食事を提供できるよう心がけています。2015年度には熊本県医事・薬事・健康づくり功労者及び優良団体等知事表彰を受賞しました。
業務紹介Work Introduction
一人ひとりに寄り添った食事提供
当院では、糖尿病をはじめ、様々な病状に応じたお食事の提供を行っています。(食種:50種、食形態:5種)直営当時より刻み食を廃止し、やわらか食に取組みました。
やわらか食は、嚥下障害や食べること自体に労力を必要とする患者さんが、舌や歯茎で容易に潰して食べられるやわらかさの食事(ユニバーサルデザインフード区分2に相当)です。
刻み食ではばらついたり見た目が悪くなりますので、当院ではより食べやすいやわらか食の取り組みを行っています。
適時適温の実施
お食事は、配膳直前に作り上げ、冷温蔵配膳車を使用して、温かいものは温かく、冷たいものは冷たい状態で食べていただけるよう配膳いたします。 各階の食堂もご利用いただけます。
旬や季節を大切にした食事提供
入院中でも季節を感じていただけますよう、旬の食材を取り込んでいます。梅干しや糠漬けなどの漬物類、デザートも手作りで提供しています。
行事食やイベント食も(年26回)実施しております。
栄養管理
管理栄養士は入院された当日~翌日にはお部屋に訪室し、食事内容の聞き取りを行います。その後も患者さんの状態に応じた栄養管理を行っています。
当院では低栄養状態を早期発見するため、医師を中心とした栄養サポートチーム(NST)活動を行っており、より治療の一環となる食事提供ができるよう取り組んでいます。
緩和ケア病棟では個別対応も行い、月1回のスープやデザートの提供も行っています。
栄養相談
疾患の治療や生活習慣病の予防を目的とした個別の栄養相談を行っています。
病態や検査データをもとに、ご家庭で実施継続されますようにアドバイスを致します。お気軽にご相談ください。
退院後在宅で療養される患者さんは入院中に担当の管理栄養士がご自宅までお伺いしお話させていただきます。
訪問栄養指導
訪問栄養指導とは、通院などが困難な方のために、管理栄養士がご自宅に定期的に訪問し、必要な栄養や食事の管理及び指導を行うものです。
詳しくはこちらをご覧ください。