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「寒暖差に気をつけよう!ヒートショックから身を守る方法」

  • 2023.11.16

 

ヒートショックについてご存じですか?

 

ヒートショックとは、気温の急激な変化によって引き起こされる疾患で、血圧の急上昇と急降下が特徴です。
この急激な血圧の変動は、心臓や血管の疾患を引き起こす可能性があり、脳内出血、大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの深刻な病気の原因となります。

 

特に冬場(寒い季節)にお風呂に入る際に、ヒートショックに注意が必要です。
暖房の効いたリビングから脱衣所に移動し、浴槽に入る際に、急激な気温の変化がヒートショックを引き起こす可能性があります。
リビングから脱衣所に移動するとき、寒さに対応するために体は血圧を上昇させます。
しかし、浴槽に入ると急に体温が上昇し、血圧が急降下します。
特に10℃以上の温度差がある場所では、ヒートショックのリスクが高まります。

 

11月から2月にかけての季節がヒートショックの発生リスクが高まる時期です。
この時期には浴室や脱衣所の気温が低下し、長風呂になりがちなため、ヒートショックに警戒が必要です。
昔ながらの日本家屋や温泉施設では床がタイルであることや、暖房設備が限られているため、温度差が発生しやすくなります。
トイレでもヒートショックが起こることがあるため、温度変化のある場所での警戒が必要です。

 

ヒートショックを予防するためには、以下のポイントに気をつけましょう。

 

脱衣所と浴室を事前に温める。
お風呂の温度を低めに設定する。
お風呂からゆっくりと出る。

 

これからの季節、ヒートショックから身を守るためにこれらの予防策を実践しましょう。
身体への負担を最小限に抑え、安全で快適な入浴を楽しんでください。

 

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