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「訪問診療」と「往診」の違いってご存知ですか?

最近は、よく「訪問診療」、「在宅医療」といったワードを耳にされるのではないでしょうか。

 

鶴田病院では、訪問診療を専門とする在宅診療科が発足して 3年以上が経ちました。
毎日、自宅や施設で過ごされている多くの患者さんの診療に対応しています。
そんな訪問診療とはどのようなものか、簡単にご説明します。

 

「訪問診療」と、以前からよく耳にしてきた「往診」は異なるものです。
「往診」は、不定期に、患家より要請を受けて訪問を実施するものです。
「ちょっと、お母さんの体調が悪いけど病院に行けないので、見に来てください。」とかかりつけの先生に連絡して先生が駆け付ける。それが「往診」になります。

 

一方、「訪問診療」は、定期的に訪問を実施することになっています。
必ず月 1回以上の診療を予定で実施し、その上で、状態変化等により往診の要請があれば、「緊急往診」という形で対応を行います。
そして、体調に関する相談、生活に関する相談、或いは診察を希望するといった依頼、何でも24時間体制で対応を行うのが「訪問診療」です。
通院が難しい方の、大切なかかりつけ医、いつでも対応を行うかかりつけ医となるのが「訪問診療」といえます。

 

「訪問診療」を希望したり、詳細を知りたいというご要望がある場合は、いつでもお気軽にご連絡ください。
私たちがお待ちしています。

 

在宅診療科部長 岡村 茂樹