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「9月に注意すべき高血圧予防法:塩分摂取に気をつけよう」

 

皆さん、まだまだ暑い日が続いていますが、9月に入り、季節の変わり目を迎えました。

 

9月は朝晩と日中の気温差が大きくなり、体への負担が大きくなる時期です。
この時期、特に注意すべきなのは、血圧の急激な変動です。

 

高血圧を予防するためのポイントの一つは、塩分の摂取に注意することです。
日本人の高血圧の主な原因の一つは、食塩の摂取量が多いことにあります。
寒くなると塩分の多い食事に偏りがちですが、高血圧を予防するために推奨されている一日の塩分摂取量は6グラム未満です。

 

9月は、ご自身の生活を見直す良い機会です。
塩分の多い食事を控え、少しずつ塩分を減らす取り組みを始めてみてください。
食生活を見直すことが血圧の安定と健康維持につながります。

 

腎臓内科部長 兼 人工透析センター長 植田 美紀