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「暑い夏を乗り切る!夏バテを防ぐための医師のアドバイス」

 

今回は、夏バテ対策についてお話ししたいと思います。

 

最近の異常気象により、気温が急上昇し、体調を崩しやすい状況になっています。
今朝の天気予報でも、熊本の最高気温が38℃に達するとのことです。

 

特に医療現場で働く皆さんは、日々の業務で体力を消耗しがちですので、夏バテ対策を十分に行うことが必要です。

 

それでは、夏バテ対策のための四つのポイントについてお話しします。

 

『水分補給とバランスの取れた食事』
暑い環境では体温が上がりやすく、こまめに水分を取ることが重要です。
特に汗をかいた際には、電解質を含む水分を摂るようにしましょう。
食事もバランスよく摂ることが大切です。
ビタミンやミネラル、タンパク質をしっかりと取り入れ、冷たいものばかりではなく、暖かい料理も取り入れて体を冷やさないようにしましょう。

 

『適切な運動』
運動不足は夏バテの原因となります。
無理のない範囲で適度な運動を行いましょう。
早朝や夕方の涼しい時間に散歩や軽いストレッチをするのがおすすめです。

 

『十分な休息と睡眠』
暑い環境下では良質な睡眠を確保するのが難しいです。
エアコンや扇風機を活用し、寝室の温度を快適に保つことが重要です。

 

『ストレス管理』
ストレスは夏バテの症状を悪化させることがあります。
リラックスできる時間を持つことや、趣味の時間を大切にすることでストレスを軽減しましょう。
同僚や家族とのコミュニケーションも気分転換には有効です。

 

皆さん自身の体調管理が大切です。
異常な暑さが続く中で、コロナも流行っています。
体調を崩さないように夏バテ対策をしっかり行ってください。

 

また、医療現場で働く私たちは、ストレスが溜まりやすい場面にも多く直面しています。
互いにコミュニケーションを取りながら、日々の仕事をしていきましょう。

 

皆さんが元気で健康に過ごすことで、患者さんに最高のケアを提供できるようになります。

 

麻酔科部長 兼 緩和ケア病棟長 上妻 精二