「蒸し暑い7月、体調管理を忘れずに」
- 2024.07.10 | 医師コラム
7月に入り、非常に蒸し暑い日が続いています。
クーラーを適切に使用し、皆さん体調管理には十分気をつけてください。
最近は線状降水帯や警報級の大雨などのニュースを毎日目にします。
通勤の際も十分に気をつけてください。
防災の基本はまず、自分の身の安全を守ることです。
自分の身を安全に守ることを第一に考えて行動してください。
コロナが収束しつつある昨今、癌の患者さんが非常に多くなっている印象を受けます。
食道癌、胃癌、大腸癌、膵癌など、ここ数ヶ月でも多くの癌患者さんを見つけています。
多くの方が「非常に仕事が忙しかった」、「家族のことで忙しく、胃カメラや検診を受ける暇がなかった」といった理由を挙げています。
体調が悪くなるまで我慢してしまい、進行した状態で癌が見つかってしまうことが増えているように感じます。
我々医療関係者は毎日患者さんのことを考え、接して、治療しています。
しかし、自分自身の健康について考える時間は一年間にどのくらいあるでしょうか?
患者さんのことを考えるほどには、きっと時間を費やしていないのではないかと思います。
忙しい時こそ、自分の体調管理に十分気をつけてください。
ご自身のこと、そして大切なご家族の健康について、一年に一回くらいは考える時間を持つことが大切です。
鶴田病院では、胃カメラ、大腸カメラ、CT検査、エコー検査などを比較的すぐに受けられる環境が整っていますので、ぜひともご活用ください。
防災の基本はまず自分の身を守ること。
医療においても、自分の健康を第一に守ることが重要です。
7月は非常に湿気が多いですが、梅雨が明けると非常に暑くなります。
体調管理には十分気をつけていただきたいと思います。
消化器内科部長 門野 義弘