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看護師特定行為研修開講式を挙行

令和6年4月8日、鶴田病院にて、看護師特定行為研修の開講式を挙行しました。

 

 

特定行為研修は、看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能の向上を図るための研修で2015年に制度がスタートしました。

21区分38行為のうち、当院は、本年2月に指定研修機関「呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連」の指定を厚生労働省より受け、法人内公募にて訪問看護師1名の受講生からスタートします。

 

 

式では、院長・理事長、熊本大学特任教授である吉田直矢先生より温かい激励の言葉に対し、受講生から緊張の中にも決意表明の宣誓がありました。

 

 

本研修を修了後は、在宅の場で、患者さんの状態に合わせた的確なアセスメントと迅速なケア・処置が可能となることを期待します。

 

 

 

 

 

【特定行為研修の基本理念】

当院は、基本理念と方針に基づき地域の人々に密着した医療を展開しており、地域に貢献できる看護師の育成を掲げ、外来から在宅まで幅広い分野での地域医療を担っています。

 

特定行為研修は、チーム医療のキーパーソンである看護師が、患者及び地域の方々や医師・歯科医師その他医療関係者から期待される役割を十分に担うため、医療安全に配慮し、在宅を含む医療現場において、高度な臨床実践能力を発揮できるよう、自己研鑽を継続する基盤を構築するものです。

医療ニーズがある地域において、特定行為を実践する看護師の重要性は高まってきていることから、この特定行為研修において、今後の地域医療の発展に貢献できる人材を育成します。