今年も梅干し作り行いました。
- 2016.06.30 | 栄養部ブログ
当院栄養部では毎年国内産の梅を使用し、添加物未使用の梅干しを手作りしています。
6月13日から6月24日にかけて行った梅干し作りの様子をご紹介します。
①一晩水に浸けたら梅のヘタを取り、水気を切ってから梅重量の15%の塩をまぶしていきます。
②漬物袋を敷いた樽に梅を移して袋の口を縛ります。重し(梅の1.5倍程度)をして梅酢が上がるのを待ちます。
梅酢が上がってきたら重しを外しますが、梅の熟し具合によって梅酢の上がってくる日数(1~2日)が異なります。「梅の顔」をしっかり見て、重しを調整することが重要です。
③紫蘇漬けの準備行ないます。
紫蘇の葉を取っていきます。色をキレイに出すためには、茎を取り除く作業を丁寧に行うことが重要です。
洗って水気を切った紫蘇を重量の10%の塩で2回揉みます。
1回目:半量の塩を加え揉みながらなじませます。よく絞り、出てきた汁は捨てます。
2回目:残りの塩を加え、更に揉んで紫蘇の葉を絞っておきます。
④いよいよ紫蘇漬けです。
塩漬けしていた梅をザルにあけて梅酢と分けます。梅酢の一部と③の紫蘇の葉を合わせると鮮やかな色がでます。この紫蘇と梅を漬物袋を敷いた樽に交互に敷き詰めていきます。最後に紫蘇と混ぜた残りの梅酢を上からかけて口を絞ります。
中蓋を敷いて軽く重しを置き、当院は冷蔵室で保管します。8月の土用の日頃に袋を開け、太陽に当てています。9月頃より食べられます。