栄養豊富な野菜スープのパワー
- 2015.05.1 | 栄養部ブログ
最近話題になっている「野菜スープ」や「野菜だし」はご存じでしょうか?
鶴友会栄養部では、調理の際にでてくる野菜の皮や種などの野菜くずを利用し「野菜のだし」を作っています。
微量栄養素が凝縮されていますので、体の調子を整えてくれます。
~ 野菜だし ( 出来上がり量2L ) ~
〈 材料 〉
水 4L
野菜くず
・キャベツ 800g
・玉ねぎの薄皮 300g
・白ネギ 150g
・セロリの葉 60g
・人参の皮 30g
・南瓜の種 30g
・干し椎茸(小) 1個
※キャベツや玉ねぎを多くいれると甘味がでます。
人参の皮やセロリの葉は入れ過ぎないようにし、味見をしながら途中で取り出すと良いです。
〈 野菜だしの作り方 〉
①鍋に分量の水を入れ、野菜くずを洗って
中火で煮込む。
②鍋の水分が半分程度になるまで煮る。
③布やキッチンペーパーで濾す。
※ペットボトルやジップロックに入れて2~3日保存できます。長期保存の場合は冷凍すると良いです。
〈 野菜だしの使用例 〉
① 鶴友会ではミキサー食・ソフト食に使用しています。ミキサー食・ソフト食を作る際、水分を加えてミキサーにかけますが、その際に野菜だしを使用しております。
・ミキサー食とは、普通のお食事をミキサーにかけ、トロミをつけます。
・ソフト食とは、普通のお食事をミキサーにかけ、鍋にミキサーしたものと凝固剤を入れて火にかけます。その後ゼリー状に冷やし固めます。
② 味噌汁やかき玉汁、ポタージュ、カレーやシチュー、煮込み料理の際、水の代わりに野菜だしを使うと旨味がぐっと増え美味しくなります。
③ また、野菜のだしにうすくち醤油を少し入れると野菜スープになります。
※カリウムが多く含まれているため、透析や心臓疾患などカリウム制限が必要な場合は避けてください。