「イチロー選手に学ぶ、医療現場での継続する力」
- 2025.02.26 | 医師コラム
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早いもので、もう2月になりました。
まだまだ寒い日が続きます。体調管理には十分気をつけていきましょう。
また、コロナやインフルエンザも依然として猛威を振るっていますので、引き続き感染対策を徹底しましょう。
さて、先日、メジャーリーガーのイチロー(鈴木一朗)選手が、日米同時に野球殿堂入りを果たしました。
アメリカでは満票ではなかったものの、彼自身は「満票でなくてよかった」と語り、「まだまだ頑張れる」と前向きな姿勢を見せました。
この言葉には、現状に満足せず、常に成長を目指す彼の精神が表れています。
イチロー選手は、日々の積み重ねが成功につながると考え、「昨日よりも今日、少しだけ負荷をかける」ことを大切にしていました。
その結果、日米通算4,367安打という偉業を達成したのです。
この考え方は、私たちの医療現場にも通じるものがあります。
医療の現場では、人手不足や業務の負担が大きく、一人ひとりの努力が求められる状況です。
しかし、小さな努力を積み重ね、それが集まれば、やがて大きな力となります。
今できることを一つひとつ丁寧に積み重ねながら、みんなでこの状況を乗り越えていきましょう。
今日も一歩前進を目指して、共に頑張りましょう!
外科部長 兼 一般病棟長 村野 武志