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ME室

ME室には、平成24年8月現在、4名の臨床工学技士がいます。院内の医療機器を安全かつ安心して使用できるように、安全管理と情報収集等に努め、医療の質の向上と安全な医療の提供を目指しています。

臨床工学技士(ME)とは

「臨床工学技士法」に基づく医学と工学の両面を兼ね備えた国家資格取得者です。「ME(Medical Engineer)」、「CE(Clinical Engineer)」などと呼ばれ、当院では、MEと呼ばれています。

業務内容

血液浄化療法業務

ME室透析センターに水処理(逆浸透)装置、多人数用透析液供給装置、A液・B液自動溶解装置、コンソール透析装置を保有しています。臨床工学技士(Clinical Engineer)は安全な透析医療を提供する為に水・透析液管理をはじめ、保守点検、修理、定期消耗部品交換など主な業務としています。臨床的には個々の患者様の透析効率を算出評価し、医師、看護師へ報告検討や透析中のトラブル対応など専門的知識を基にサポートチームとして活躍しております。特に透析液管理業務については、オンライン自動透析システムを採用しているため、超純度透析液を作製できるように日々管理と調整を行っています。
また、血液浄化業務の一環として、腹水濾過濃縮再静注療法(KM-CART)を行っており、年間約100症例の治療実績があります。腹水の性状に関わらず、血性や膿液性の腹水も処理することが可能であり、発熱などの副作用にも対応し治療に携わっています。難治性腹水治療業務とハイパーサーミア業務とともに癌治療チームの一員として関わっています。

医療機器保守管理業務

ME室ME室にて輸液ポンプ、シリンジポンプ、人工呼吸器などのME機器を中央管理し、PC上で機器管理をしています。ME室ではME機器の使用前点検、使用後点検を行い、中央管理することにより機器の不足が解消され、常に点検された安全なME機器が準備されています。またME機器がどこでいつから使用しているか検索できるようになっており、長期使用によるトラブルを防いでいます。ME機器は、年間の保守点検計画を立てて機器の定期点検をスムーズに行えるようにしています。また、機器の破棄購入の判断、機器の選定も行っています。メーカーによるメンテナンス研修も積極的に参加し機器の安全に努めています。

ハイパーサーミア業務(がん温熱療法)

ME室当院では、ハイパーサーミア業務を臨床工学技士が行っております。業務内容としては機器の操作を中心に、各症例における加温出力の調整や熱感時の対応、抗癌剤副作用の観察、治療時における患者さんとのコミュニケーション、機器メンテナンスなど、一連の治療において業務しております。平成24年7月よりスタートしたばかりですが、経験あるスタッフによって安全、安心できる治療を提供しております。