３月７日、阿蘇高菜が手に入り、新漬けを漬けました。

今年は調理師さんの一人が、１月から頻繁に阿蘇の道の駅へ問い合わせて、新鮮な穫れたての高菜を入手出来ました。

ちょうど実習に来ていた尚絅大学の４名の学生さんのほとんどが、高菜を見るのも初めて、もちろん漬物を漬けるのも初めてということで、一緒に手伝っていただきました。

 
高菜をよく洗って水を切り、茎の根元をそろえ、塩でしんなりするまで揉んでいきます。
高菜の重量の4％で漬けました。



 
しんなりした高菜を束にまとめて樽に並べます。
高菜の２倍の重石をして、水分が上がってくるのを待ちます。
 

2日後、だいぶ漬かってきました。
 
樽漬けして３日目で新漬けが出来上がりました。

 
鮮やかな緑色と新漬けならではの風味、高菜特有のツンとした辛味。
春の訪れを感じる美味しいお漬物ができました。

しばらくの間、連日患者様、入所者様の昼食にお出しました。
塩分制限のない、普通形態を食べている方に限られますが、
今の時期しか味わえない熊本ならではの阿蘇高菜の味覚を楽しんでいただけたことと思います。