2.やわらか食の調理方法のまとめ
- 2018.01.17 | 栄養部ブログ
●(3)「つなぎの使用・献立の工夫」
ハンバーグ、肉団子、つみれなどのミンチ料理を作るにあたり、通常の献立では、 規定の軟らかさにはなりませんでした。そこで、里芋、長芋、豆腐、れんこん、パン粉、大根などの食材をつなぎとして使用する事で、やわらかく提供が可能になりました。基本的にはペースト状にして混ぜ込んでいます。
献立の工夫では、もちろん今までのように作り変えをして提供する方法もありますが、もともとの料理がやわらかく食べやすい献立も探してみるとたくさんありました。なるべく一般食と同じ献立を増やすことで、見た目や軟らかさはもちろん、調理業務の煩雑化の解消にもつながりました。当院では、年に数回様々なジャンルのシェフによる食事会を開催しており、一流の料理の中にもなにかやわらか食のヒントに繋がるポイントはないか日々勉強し、検討を重ねています。