栄養部だより(11月)
- 2018.11.8 | 栄養部ブログ
今月のトピック:郷土料理には和食の素晴らしさが沢山詰まってます!
郷土料理について
郷土料理とは、その地域に根付いた特産物を使い、その地域独自の調理方法で作られ、広く伝承されている地域固有の料理です。
<郷土料理の特徴>
食糧不足の中でも、その地域にあるものを有効に活用し、無駄なく食べられていたこと。
⇒地産地消
厳しい環境の中で先人たちが知恵と工夫を試行錯誤しながら作り上げた料理であること。
<発生の型>
①優秀な特産物の存在
②大量・豊作などの後始末
③交通機関で生まれたもの
日本の食文化『和食』について
2013年12月、『和食』が世界無形文化遺産に登録されました!
<和食の特徴>
①新鮮で多様な食材とその持ち味の尊重
②栄養バランスに優れた健康的な食生活
③自然の美しさや季節の移ろいの表現
④年中行事とのかかわり
11月24日は「和食の日」です!
日本人の伝統的な食文化について見直しをし、和食文化の保護・継承の大切さについて考える日です。熊本県は海や山といった自然に囲まれ、優秀な特産物がたくさんあります。その恵みを受け、先人の知恵と工夫により生まれた日本人の和食文化、そして郷土料理を大切に受け継いでいきましょう!
今回はいきなり団子についてご紹介します!
実はいろいろな説があり、本当の由来は未だに謎のままなのです。
<昔ながらのいきなり団子>
元々は中力粉、塩、水、さつま芋だけが材料で、蒸したての熱々を食べる郷土菓子でした。中力粉しか使わない皮は固くなりやすいため、現在は生地に白玉粉や団子粉などを小麦粉に混ぜて売られています。
10月21日にあった当法人の秋祭りでは昔ながらのいきなり団子を再現し、蒸したての状態で試食をお出ししました。
栄養ニュース:ノロウイルスにご注意を!
予防①:細めにしっかり手洗い!
予防②:食品はしっかり加熱!
85℃1分以上の加熱で菌は死滅します!
2枚貝(カキなど)は菌を多く含む可能性が高いため、特にしっかり加熱を!