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栄養部だより(9月)

今月のトピック:なぜ秋は憂鬱になるの?

秋になるとこんな症状が出てきませんか?

・気分が落ち込みやすくなる
・眠気がおさまらない
・食欲がとまらない
・やる気が出ない

これらは秋から冬にかけて発生する季節性うつ(SAD)という病気の症状です。これは珍しい病気ではなく、約5人に1人がかかると言われています。

季節性うつの原因は…

①気温が下がることで気持ちも落ち込みやすくなります。

②精神を安定させる神経伝達物質セロトニンは光によって生成されますが、日が短くなるにつれセロトニンの量も減ってしまいます。セロトニンはトリプトファンとビタミンB6から作られます。

<対策>
①身体を温める
②日光に当たる
③トリプトファンやビタミンB6を摂る

 

・トリプトファン
体内で作れないアミノ酸(必須アミノ酸)で、肉・魚・ナッツ・大豆製品・乳製品などのタンパク質の多い食品に含まれます。

・ビタミンB6
代謝や合成の材料で、腸内でも作られます。赤身の魚・レバー・バナナ・さつまいもなどに多く含まれます。

栄養ニュース:秋の味覚でうつを撃退

鮭 ★鮭の選び方★

①身の赤みが強く、白い筋状の脂が入っている。

②身が締まって弾力がある。

③皮と身が離れておらず、皮の色がきれい

そば ★新そば★

新そばは香りが高く、9月中旬から

11月にかけて出回ります。

さんま ★サンマの選び方★

①頭から背中にかけて盛り上がり、厚みがある。

②尻尾を持った時、刀の様に一直線になる。

③お腹が硬い。

かつお ★カツオの選び方★

①血合いの部分がはっきりしている。

②表面の縞模様がくっきりしている。

さつまいも ★さつまいもの選び方★

①形は太く中央がふくらんでいて、重みがある。

②ひげ根やでこぼこが少なく、皮にハリがある。