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「コロナを越えて、感染症との向き合い方」

 

感染症にまつわる話題についてお伝えいたします。
新型コロナウイルス感染症は、2021年や2022年においてはアメリカで死因の第3位として猛威を振るっています。
同様に、お隣の韓国でも2022年における死因の第3位となり、その影響は国境を越えて広がっています。

 

日本においては感染症である結核が、昭和25年度まで長らく死因の第1位を占めていました。
その克服に時間をかけ、ようやく乗り越えたかと思った矢先、今回のパンデミックが現れました。
感染症は、時として世界中で猛威を振るいます。
HIVや新型インフルエンザウイルスなどがその代表例です。

 

これはつまり、感染対策は終わりがなく、常に備えておかなければならないということです。
パンデミックが終息しても、新たな感染症が出現する可能性があり、そのためには我々は絶え間ない注意が必要です。

 

今回のパンデミックは必然的なものであり、今後も感染対策が求められます。
感染症は確率が予測されにくく、他の病気とは異なる側面があります。
癌や糖尿病がある程度予測可能な病気であるならば、感染症はそうではありません。

 

皆さんにお願いしたいのは、感染対策を怠らず、常に気をつけ続けることです。
流行しているインフルエンザも含め、くれぐれもご自身の健康に気を付けてください。
よろしくお願いします。

 

総合内科部長 兼 健診センター長 續 泰史